レセコンについて学ぼう

各ベンダーのレセコンを比較する際のポイント

各ベンダーのレセコンを比較するときのポイントは、単なる会計やオンライン請求をするだけの機械ではなく、システムによって院内業務が楽になり患者満足度も上げられますし、クリニック経営に関したサポート機能も搭載するメーカーもあります。
サポート体制もシステム導入時の使い方の説明、困ったときの対応方法や受付時間、故障などの対応や停電での無停電電源装置やデータバックアップなど、災害時ではデータバックアップや代替機などがあるかも重要です。
レセコンの入力時間も大切で、患者一人当たりにかかるカルテ入力時間、意外にこれはあまり公表されてなく入力項目の階層は浅い方が良くクリック回数が少ない方が短時間で済みます。
マウスまたはタッチ式、戻るボタンや修正、項目削除・自動選択・項目予想など入力項目の階層が浅いと時間短縮に繋がります。
他に、どの程度医師にあわせて入力画面の表示順番をカスタマイズしてくれ、各自で出来るのかなどもスピードに関わってきます。

レセコン選びをする場合は、メーカーごとの機能比較が重要

医療機関で診療明細書の計算を行う際に必要不可欠だと言われているのがレセコンだといわれています。
現在国内のレセコン普及率は100％とされ、どの医療機関でも導入されていますが、医科や歯科によって必要とされる機能が異なるため、各メーカーが出しているレセコンの機種の違いの知識を身に付け、比較することが重要になります。
レセコン選びのポイントとしては、会計やオンライン請求を行う基本的な機能だけではなく、導入されているシステムによって院内業務が楽になるサポート機能を搭載していることが重要となるため、患者さんの予約を受付したり受付業務を効率化、会計のスピードアップやドクター業務のサポートなど様々な機種ごとのサポート機能をきちんと比較することをおすすめします。
特に日本は災害被害を受けやすいことから、近年は災害時のバックアップを自動で行うなど、診療科やエリアにあわせて適切なシステムを見極めるようにしましょう。