レセコンについて学ぼう

レセコンの耐用年数について

レセコンの耐用年数について

レセコンの耐用年数について レセコンとはレセプトを作成し、支払機関に診療報酬を請求するために使用する医療機関専用のコンピューターです。1990年代に一般の診療所でも普及されはじめ、IT化が進む中でレセプトの作成だけではなく診療内容の入力や処方箋の発行、会計時の明細書発行等多岐にわたる業務を担うようになっていきました。現在では医療機関にとって欠かすことのできない存在となっています。
ちなみに2006年にレセプトのオンライン請求が原則として義務化されたことにより、それまで紙媒体でレセプトを提出していた医療機関もオンライン請求に対応せざるを得なくなり、現在では9割を超える医療機関がレセコンを導入していると言われています。尚、会計処理上におけるレセコンの法定耐用年数は「4年」と考えるのが妥当です。これは事務機器及び通信機器の電子計算機の耐用年数が「4年」と設定されていることによります。またリースでレセコンを使用している場合においても、リース資産として固定資産計上して減価償却していく必要があり、リース料という名目で費用計上することはできません。

レセコンはインターネットで最新の状態にアップデート

レセコンはインターネットで最新の状態にアップデート レセコンとは、医療機関などで使用されるレセプト(診療情報明細書)を作成する専用のコンピューターのことをいいます。クリニックなどの医療機関や調剤薬局などで用いられています。レセコンはクリニックや調剤薬局の等の窓口で会計をする際に必要不可欠で、健保組合などに診療報酬を請求する際に用いられます。レセコンの中には、電子カルテと連動しているものも多くあります。
レセコンは一度導入すればそのままでいいというものではなく、データ更新やプログラムのアップデートを行わなければなりません。インターネット経由で自動的にアップデートされるサービスもあるので、それを導入しておくと常に最新の状態にしておくことができます。法律の改正が行われた際などにもスムーズに対応できるのが特徴です。セキュリティ対策にも役立つので、個人情報の流出を防いだり不正アクセスを防止したりする効果も期待できます。コンピューターがウイルスに感染するのを防ぐことにもつながります。